漫画【タタリ】2巻をネタバレ解説 妖怪・マフィア・陰陽師が大暴れ!
今回は【タタリ】2巻の紹介です。
1巻の内容をおさらいしておくと
- 主人公兄妹タケルとユキ、タタリとの出会い
- 香港マフィア兄妹の遺産継承戦
- 陰陽師・安部 晴華の容赦ないカチコミ大乱闘
といった内容でした。
2巻はタタリと安部 晴華の、血みどろ大喧嘩から始まります。
術らしい術は、他の生徒に気づかれないようにするお札だけ。
目つぶしや縛り付け、互いの骨身を砕く拳による壮絶な肉弾バトル
お情け無しの迫力満点、【タタリ】2巻を紹介させていただきます!
【タタリ】の陰陽師は血の気が多いですね・・・
作品概要 ・あらすじ
- 作者 :彌(ワタリ)
- タイトル:タタリ
- ジャンル:妖怪ダークバトル
- 出版社 :小学館
- 連載誌 :少年サンデー
- 最新刊 :2巻(2023年11月時点)
- 媒体 :電子書籍、単行本、雑誌
引用元:タタリ 2巻
周りに一切配慮しない暴力のやり取り。
棚・椅子・机が砕け散り、足・札・拳によって血が乱れ飛ぶ。
タタリと安部 晴華の激戦で、無人の教室は瞬く間に荒れ果てた。
陰陽の術により、どれだけモノが壊れようとも周りには気づかれない。
誰にも知られぬ破壊の戦い、その行方は―――?
タタリ2巻の登場人物
人間サイド
- タタリ:1000年ぶりによみがえった化け猫。ユキを治すため、マフィア殲滅を誓う。
- タケル:タタリを助けた子供。マフィアの後継者争いに巻き込まれて命を落とす。
- ユキ:タケルの妹。余命は短いがそれを見せることのない明るさを持つ。
- 安部 晴華:陰陽師の末裔。タタリの擬態をあっさり見抜き、学校で即戦闘をしかける過激な人物。
- 河野 耕平:タケルの同級生。彼が侮辱されているのを黙ってみていられず口出しする熱い男。河童の生き残りをかくまっている。
- 三平:河童の生き残り。大した力を持たない無害な河童。耕平一家でペットのように扱われている。
- 速水 アオイ:タケルの同級生にして陸上部期待のホープ。香港行き陸上大会のことをタタリに伝えてくれるファインプレー。
遺産継承者たち
- ベルター・ルー:遺産継承者の1人。タケルを亡き者にした殺し屋を雇った張本人。
- セツナ・アンデルセン:ベルターの専属妖怪。氷を操る雪女。
- イライヤ・ルー:長女。ベルターに挨拶代わりのカチコミをしかけて食事会に誘う。
- ライデイン:イライヤの専属妖怪。雷を操る力を持つ。
- テイダー・ルー:三男。紳士のような言動だがやっぱりマフィア。
- オルガルド:テイダーの専属妖怪。無尽増殖という能力を持つが詳細は不明。
- フリア・ルー:次女。臆病なフリをしつつ兄妹をだまし討ちするが・・・
- ツギハギ:フリアの専属妖怪。あらゆるモノを自分と接続する能力を持つ。
タタリ2巻の見所と感想
タタリの本領発揮
引用元:タタリ 2巻
普段なら生徒や妹相手だと、普通の良識人対応をするタタリ。
しかし河童を千切っては投げまくる暴力に酔いしれる様は、まさに冷酷な妖怪そのもの。
人間相手なら自制しますが、妖怪相手だと一気にタガが外れます。
ちなみに河童は、尻子玉(人の中身)をあれやこれやする、割とえげつない妖怪。
本作特有の設定かと思いましたが、Wikipediaを見てみたら、相撲好きな点や人を害するという民話や伝承がきちんとあるようです。
水辺でイタズラするくらいの妖怪かと思ってたんですが、有名な妖怪だけあって伊達ではありません。
河童が人と友好的な関係を持つ設定もありますが、【タタリ】では極一部の例外を除いて凶悪事件を起こしています。
ちなみに河童事件の解決後。
タタリは自分が千年超えの妖怪であることを、安部 晴華にポロっとこぼしています。
しかし自分の名を明かしてはいないので、正体には気づかれていないはず。
タタリは大物なので、封印が解けたら陰陽師が目を血走らせてそうですが・・・どうなるでしょうか?
現実の伝承とすり合わせるのも大変そうですね。
敗者はただ去るのみ。河童の潔さ
引用元:タタリ 2巻
老いに抗い、人を食らって力を取り戻そうとする大河童の哀れな姿。
数百年生きてきた大河童は、そんじょそこらの妖怪とは比べ物にならない力を持つ。
しかしタタリは、千年越えの大妖怪。
初登場のボスキャラとあって迫力はありますが、タタリの爪の前にあっさり敗北します。
老いの理不尽さに満ちた死に際の言葉。
しかし最後はボスキャラらしく、潔い一言で締めました。
こういうスパっと潔く退場する相手は、なんだかんだ印象深いですね!
タタリが老いていないのはずっと封印されていたからだと思うのですが、封印とは関係ない・・・?
タタリ2巻のまとめ
引用元:タタリ 2巻
化け猫の目にも涙
死んだタケルを目にしたときでさえ、タタリは泣かなかった。
しかし人と河童の深いキズナを目の当たりにしたとき、タタリの顔からは涙らしきモノが散っていた。
自分が失ったモノの重さをあらためて実感したのか。
千年を超える孤独の中で、タタリが初めて得たぬくもりは、かけがえのない宝物だった。
それを理不尽に奪われたなら、理不尽で返すのが暴力世界での道理。
2巻では新たな遺産継承者コニア・ルーと、その専属妖怪のベリコが登場。
今のところタタリが苦戦したと言えるのは、陰陽師の安部 晴華のみ。
セツナとの初戦では、情報収集のために手加減しようという心持ちでした。
しかし遺産継承戦については、もうキッチリ把握済み。手心を加える理由は完全に無くなった。
妖怪同士の全力バトルが見られる3巻が楽しみです!
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タタリ3巻の巻発売日
巻末情報によると、タタリ3巻の発売日は2024年2月16日(金)です!
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