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【漫画紹介】未見者必見!血界戦線の奇想天外な世界観とキャラを紹介!

異世界と現世
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今回はトライガンの内藤泰弘氏が生み出した傑作バトルファンタジー

血・剣・拳・銃弾・必殺技がぶつかり合う血界戦線について語らせていただきます。

元ニューヨーク、ヘルサレムズ・ロットでは人間と怪物、時には人間同士で世界滅亡しかねない争いを繰り返すのが日常。

この記事はファンの方はもちろん、初めて本作を知る方にもその魅力を深く理解するガイドになるでしょう。

ネタバレ注意!

作品紹介・あらすじ

  • タイトル:血界戦線
  • 著者  :内藤泰弘
  • 出版社 :集英社
  • 連載誌 :ジャンプSQ.RISE
  • 最新刊 :血界戦線 Beat 3 Peat(3期) 1巻
  • 媒体  :電子書籍、単行本

我らが地球のアメリカはニューヨーク

ある時この都市に大崩落が発生し、一夜にしてパズルのように組み替えられた。

ヘルサレムズ・ロットと名付けられたその都市は現世と異界を分断する霧にかくされ、異界の存在が平然と歩き回るようになった。

ファンタジーでしか見られなかった魔術や超科学が当たり前のように存在する。

一歩踏み込めば命を落とす非日常が日常になり、それでも超常の力や品々を求めて霧に踏み込む者は絶えない。

正体不明の13王

不老不死の血界の眷属(ブラッドブリード)

人を作り変える植物

会話や機械の操作までこなす人型サイズの虫

時を一瞬で加速して周囲を崩壊させる能力者

世界崩壊を引き起こす道具とその説明書

異常存在がH・Lから外に流れてしまえば国や世界が滅ぶ。

そんなでたらめから世界を守るために暗躍する秘密結社の名はライブラ

この物語はライブラのメンバー達の闘いの記録である。

血界戦線のキャラ紹介

レオナルド・ウォッチ

血界戦線の登場人物 レオナルド・ウォッチ
引用元 血界戦線―魔封街結社― 1

全部まるっとお見通しの眼―神々の義眼―を持つ主人公

身体能力はごく普通の一般人

指を切り落とされても頭突きを繰り出せる根性の持ち主

悩み、立ち止まり、涙を流しても前に進むことをやめない。

その生き方を知る妹からは亀の騎士(トータスナイト)と呼ばれている。

とある事情によりH・Lにやってきたものの、目的の手がかりを見つけることができずにいた。

喫茶店で頭を悩ませていた所、音速猿と呼ばれる異界生物にカメラをかっぱらわれてしまいます。

猿を追いかけた先で強盗騒ぎに巻き込まれてしまい、武装防衛隊の銃弾祭にあたふたしていると褐色チンピラが登場。

周囲をかすめる銃弾の嵐をまったく気にしない男の名はザップ・レンフロ

レオが求めていた手がかり、ライブラのメンバーです。

ボロボロになりながら騒ぎから脱出し、ザップに案内されたライブラの拠点で赤毛の紳士と出会う。

ライブラのトップ、クラウス・V・ラインヘルツ

この男との出会いが血界戦線の始まりです。

クラウス・V・ラインヘルツ

血界戦線の登場人物 クラウス・V・ラインヘルツ
引用元 血界戦線―魔封街結社― 1

ライブラのトップにして名言製造機の1人

見た目はまさしく紳士な赤毛の大男

血を十字架として物質化し、攻防に使用するブレングリード流血闘術の使い手

チェスに似た異界生まれのプロスフェアーや、園芸を趣味にしているなど穏やかな人格の持ち主

メンバーからは獣のような生命力で武装した凶悪な頑固者なんて評価もされています。

子供に暴力を振るったヤクザの拠点へ単身カチコミ

非合法の現場を見た自分を消そうとした相手を命がけで助ける。

1人では撃破不可能な血界の眷属(ブラッドブリード)に立ち向かう。

こういった面からまさに紳士といえます。

しかし、大事な鉢植えをこわした防衛隊をブレングリード流血闘術でなぎ倒すことも・・・

非合法の闘技場にやむをえず参加した際には、戦っている内にノリノリになるなど血の気が多い一面もある。

チンピラザップはやたらとクラウスにつっかかりますが、酒をグラスに注ぎながら片手間に殴り止めるので、割と暴力には慣れているようです。

ライブラの主な戦法である血を利用した戦闘術はブラッドブリードにも有効だが、高位存在にはかすり傷にもならない。

現状、ブレングリード流血闘術999式「久遠棺封縛獄」のみがブラッドブリードを封印できるただ一つの方法です。

ザップ・レンフロ

血界戦線の登場人物 ザップレンフロ
引用元 血界戦線―魔封街結社― 1

ライブラで活躍する褐色チンピラ

ケンカ地下闘技場カツアゲその他多くの外道歴アリ

他のメンバーからどうしようもない人間のクズなんて言われたりも・・・

レオが配達するピザをかっぱらったり、レオの友達に金をせびったりレオが主な被害者。(後者にはその場で張り倒されてますが)

自分が全身包帯巻きの重傷だろうと敵にケンカを売る様は筋金入りですね!

とまぁそんなクズ道ぶっちぎりなザップですが、軽口を言いあったり一緒に行動することが多かったりなレオとは仲良くケンカする仲でもある。

戦闘面の能力としては、血をあやつって戦う斗(ひきつぼし)流血法・カグツチの使い手

火属性の血を変形させ、糸状に伸ばした血を導火線にして敵を焼き尽くす戦法を得意とする。

単純な刀での戦闘・糸状の血で敵をしばりあげる・大型の剣を盾とするなど、応用力が高い。

なんだかんだでこの男が居なければ、最初の敵で世界が滅んでいたかもしれない。

堕落王フェムト

血界戦線の登場人物 フェムト
引用元 血界戦線―魔封街結社― 1

H・Lを代表するド外れた厄ネタにして13王の1人

千年かけて魔導を練り上げたといわれる正体不明の人物

世界崩壊の方法は81種類開発して飽きたらしく、気まぐれにH・Lで大事件を起こしています。

初登場の回では、神性存在(神のようなもの?)を真っ二つにした状態で生かしたまま召喚

フェムトが出したルールは、神の半身が数分に一度の回数で一瞬出現し、周囲を何もかも切りたおすので、その被害を目印にゲートの起点を発見して神の合体を止めろというもの。

真っ二つになった神が合体すれば、怒りのままに暴れてH・Lの霧すら断ち切ってしまうとか。

あらゆるものを見極める目を持つレオと、神を足止めできる戦闘力を持つザップ

この2人が居なければまさしく一巻の終わりになっていた。

血界戦線の見所

ド派手な戦闘シーン

血界戦線の戦闘シーン
引用元 血界戦線―魔封街結社― 1

血界戦線に登場するキャラは大体修行が終わった実力者達なので、成長シーンはほとんどありません。

なのでまずあげられる見所が何かといえば

理屈を置き去りにして技名を叫びあう戦闘

これです!

技名を叫んだら敵がバラバラになったりすごい現象が起きたり、戦闘機能付きの車名が大ゴマで紹介されたりと、とにかくハデです。

格ゲーが漫画になったようなものですね。

ドカンとハデで濃厚な爽快感をお求めの方はハマること間違いなし!

話が進むとドンドン強キャラのインフレ祭になるので、どこまでヤバくなるのかっていうのも見物です。

命懸けの苦境で輝く人格描写

血界戦線 レオの決意
引用元 血界戦線―魔封街結社― 1

戦闘以外では感情の描写も素晴らしい。

本作には一応ストーリーがありますが、基本的に短編集となっているので、短い話の中で登場する人物の濃い喜怒哀楽を描写しています。

世界崩壊の引き金となる余命わずかな子供を救うため、周りを敵に回して走り回るレオ

見捨てれば楽になるという当たり前の理屈を置き去りにする必死さは、思わず応援したくなります。

その場にギリギリで駆け付けたクラウスの紳士っぷりには拍手喝采!

血界戦線のまとめと感想

血界戦線 レオの考え
引用元 血界戦線―魔封街結社― 1

理屈を投げ捨て技名叫んでスカっと勝利!

これが血界戦線の売りの一つであることは間違いありません。

しかしこの作品はそれだけではないのです。

一般人なレオの精神的成長や、毎日の世界崩壊案件に挑むライブラの活躍

圧倒的な存在に対してちっぽけな人間が全てをかけて立ち向かう。

ありきたりといえばそうかもしれない。

きっと世の中には鼻水涙がダバダバ流れる作品がたくさんあるでしょう。

ですが、自分の中で大きく印象に残ったものの一つであると断言できます。

ただ、少し気になるところもあり・・・

内藤泰弘氏の別作品、トライガンの頃からなんですが、戦闘シーンはかなり勢い任せなので何をしてるかわかりにくいです。

アニメスタッフもきっとかなり苦労したでしょう💦

どんな終わりを迎えるのか。

まだ出てきていない13王全部出せるのか。

色々濃いキャラ設定が投げっぱなしにならないか。

全部すっきり終わらせてくれたらと毎日願ってます。

ここまで読んでくれた方々、本当にありがとうございました!

この記事を読んで、少しでも血界戦線に触れてもらえたら嬉しいです。

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